個人信用機関はどこまで情報を把握しているか?
私:「今どこのクレジットカードを利用している」とか、「どこの消費者金融で利用履歴があった」だとか、「どこのクレジットカード会社に今まで申し込んだ」とか、そういう個人の情報は信用機関にあるんでしょうか?
吉田:どこのカード会社や消費者金融なのか社名まではわかりませんね。
例えば、山田さんという人が、Aカード会社にカードの申し込みをしたとします。
すると、Aカード会社は、山田さんの支払い能力・与信枠を確認するために、情報を閲覧しにきます。
私:はい
吉田:Aカードが山田さんの情報を閲覧したという履歴は、信用機関に残ります。
仮に山田さんがカードを3社くらいに同時期に申し込みをしたとします。すると、この3社がの信用情報センターに問い合わせをして、山田さんの与信を確認するんです。その履歴が信用機関に残るんです。10月30日A社、10月31日B社、11月1日C社といった感じですね。MIXIの足跡みたいなイメージでしょうか。ちなみに、この履歴は6ヶ月は残ります。
私:あ~その履歴を見て、「山田さんは連続してカードに申し込んでるな」っていうのを見分けるんですね!
吉田:その通りです。
私:じゃあ、例えば僕が、セゾンカードに今日申し込みをして、明日はオリコカード、明後日はライフカードに申し込んだとします。
この場合、個人信用機関では、「この人は3日間で、3社のカードに申し込んだ」ということはわかっても、「オリコとセゾンとライフカードに申し込んだ」という社名まではわからないんですね。
吉田:うん、まあ、どこのカード会社に申し込んだかまではたぶん伏せてると思います。
私:なるほど。たとえば、連続してカードに申し込まなかったとしても、「この人は何社とすでに契約してる」ということはわかりますか?
吉田:そうですね。限度額などでますから。
私:あ、そういうのはでてくるんですね。
吉田:うん。全部の個人信用機関ではないですけどね。住所とか年齢とか勤務先とかもでてきます。
私:ふ~ん、与信枠だとかそういうのが全部見られるわけなんですね。
吉田:はい
信用機関のデータはすぐに更新されるのか?
私:カードの申し込みや、契約をしたり、自己破産をしてしまっただとか、そういうデータはすぐに更新されるんでしょうか?
吉田:そうですね。だいたい翌月までには更新されていると思ってください。
私:ただ、カードを解約したりといった情報は、更新されるのが遅かったりするっていう噂を聞きました。そういう情報はあまり優先度は高くないじゃないですか。僕がカードを解約したっていうのが、他のカード会社にとって緊急な情報じゃないっていうか。
そういうのは遅いんだけれども、事故情報などの更新は非常に早いって聞きました。
吉田:基本的には各会社によって変わるんですけど、毎月更新するところが多いみたいです。
もし自分の情報が気になるのであれば、各信用情報機関で自分の情報を取り寄せれば、一番確実です。
全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
㈱シー・アイ・シー
㈱シーシービー
㈱テラネット
全国信用情報センター連合会(全情連)